「大雨注意報」や「大雨警報」のこと
日本は6月くらいから雨が多くなります。
雨がたくさん降ったら、国や役所から「危ないです」という連絡や「逃げてください」という指示をすることがあります。
「大雨注意報」「大雨警報」などが発表されたとき、逃げることができるように備えてください。
警戒レベルとは
国や役所からの指示には、1から5までの数字があります。「警戒レベル」といいます。「警戒レベル4」になったら、安全なところに逃げます。
- 警戒レベル1:これから、雨がたくさん降るかもしれません
- 警戒レベル2:あぶないかもしれません。逃げる準備をしてください。
- 警戒レベル3:「高齢者等避難」です。年をとった人(逃げるのに時間がかかる人)などは、先に逃げたほうが良いです。山や川から離れてください。
- 警戒レベル4:「避難指示」です。安全なところに逃げてください。
- 警戒レベル5:「緊急安全確保」です。もう災害が起きているかもしれないので、命を守ってください。
くわしくは内閣府のウェブサイト「防災情報のページ」を見てください。
だいじなこと
「台風が来そう」「大雨になりそう」と思ったとき
- ハザードマップ(あぶない場所の地図)を見て、逃げる場所を決める。
- カバンを準備する(大事なものを入れて置いておく)。
- 風で飛ばされやすいものを、家の中に入れてください。
- スマートフォンの充電をする。
警報が出たとき
- 安全な場所へ逃げる
- 歩くのに時間がかかる人(けがをしている人、年をとった人、体の不自由な人)は先に逃げる
- 山のがけの近くに住む人・川の近くに住む人は、先に逃げる
- まわりの人に「早めに逃げて!」と言う。たとえば、「地域の人たちが、声をかけ合う」「あぶない場所に住んでいる人に電話をする」などです。
2024年5月28日(金曜日)午前11時48分現在
西日本などに、大雨・洪水警報が出ています。注意してください。