やさしい日本語で話すときに大切な「ハサミの法則」を紹介します。
はっきり言う、さいごまで言う、みじかく言う、のはじめの文字をとって、「ハサミ」です。
「はっきり言う」
「はっきり言う」は、大きく口をあけて話すということです。
「ゆっくり言う」ことではありません。ゆっくり言いすぎるともっとわかりにくくなります。
「さいごまで言う」
「さいごまで言う」は、途中で止めずに話すことです。
「そうなんだけど…」や、「あまり....」のように話していることが途中で止まったら、わからなくなってしまいます。
「みじかく言う」
「みじかく言う」は、ひとつの文を短くすることです。ハサミの法則で1番大事です。
ひとつの文が長すぎると、言いたいことがわかりにくくなります。長い文は2つか3つに分けて話してください。
「やさしい日本語」を話すときにこの3つのことを意識したら、外国の人と日本語で話しやすくなります。
外国の人とわかりやすく話したい人は、「ハサミの法則」を使ってみてください。
電通報のウェブサイトで読むことができます。